この記事を読んでくださっているということは、お子さんの夜驚症に悩まされていることかと思います。
日々本当にお疲れ様です。
我が家の長男も夜驚症がひどく3歳~4年生ころまで続きとても苦労しました。
夜驚症で夜中に起きて走り出したり・泣き叫んだりする子を見ているのはすごく不安だし、近所迷惑とか怪我とか心配がつきませんよね・・・
そんな夜驚症の子を持つママさんたちの少しでも役に立てたらと思い、私がこれまでやっていた対策をお話しできればと思っています!
何か少しでも参考になれば幸いです。
▼夜驚症の対策8つ
- 近所迷惑なうるさい泣き声の時間調整
- 玄関ドアは必ずロックする
- 窓は鍵だけでなく上に吸盤で対策
- ベッドではなく布団で過ごした
- ガラスのものは置かない
- 泊りがある時は事前に伝えておく
- 日中になるべく大泣きさせない
- 兄弟に説明しておく
▼こんな方におすすめ
- 子供の夜驚症に困っている
- 他の人ってどんな対策してるの?
- 小学生でもまだ夜驚症の子っているの?と不安

「夜驚症」とは、睡眠障害の一種であり、恐怖の叫び声などを伴って、突然目を覚まし、おび
えたような表情や動作を示し、通常その間、家族などが話しかけても反応は鈍く、目を覚ました後は、
ほとんど何も覚えていない、などの特徴があります。
①近所迷惑なうるさい泣き声の時間調整

うるさい泣き声が近所迷惑にならないようというのは本当に苦労しました。
意識ない中で癇癪泣きしている状態の子を外に連れ出すわけにもいかず、どうにか迷惑にならないように少しでも対策をしていたのが寝に入る時間でした。
夜驚症の錯覚状態で起きてくるのは大体眠りについてから1~2時間くらいがおおかったので、泣き声がなるべく近所の方が寝ている時間にならないように早く寝かせていました。
②玄関ドアは必ずロックする

まだ夜驚症になって初めのころ、長男の泣き声に気付いた私が見た時には朦朧とする長男が玄関のドアに手をかけていたことがありました・・・
ちょっと遅かったら外に出てしまったかと思うと今でもゾッとします!
その日からは玄関のドアは必ずチェーンをかけるように徹底。
③窓は鍵だけでなく上に吸盤で対策
ドアと同じく窓も外に出ないための対策が必要です!
我が家はその時はマンションの1階でしたが、2階以上の方は落下の可能性もあるかもしれないので、万が一に備えて対策することをおすすめします!
何があるか分からないから対策は万全に!
小学生になると窓の鍵は高さも低いし簡単に開いてしまいます。
なので、窓のうえのほうに吸盤をつけるのがコストもかからなくておすすめです。
もし鍵が開いてしまってもひっかかって窓が開かなくするための対策です!
④ベッドではなく布団で過ごした
もともと布団で寝ていましたが、夜驚症が続いているうちは落下とかぶつけたりとかが怖いので寝室は布団にしていました!
寝室には極力家具も置かないようにしていましたが、夜驚症で起きた時はだいたい家中を走り回るからこれはあまり意味はなかったかも・・・
⑤ガラスのものは置かない
小さい子がいるうちは危ないのでガラスのものを置かないように注意しているかと思いますが、小学生になっても夜驚症が続いているうちは動きが激しく特に危ないので気を付けてました!
⑥泊りがある時は事前に伝えておく
夜驚症の期間、子供だけで友達のうちに泊まりにいったりすることはなかったですが、私も一緒にお泊り会したり、祖父母の家やいとこの家にお泊りに行くことはありました。
実際、祖父母の家やいとこのおうちで夜中に泣き叫んで困らせたこともあります。
普段から夜驚症の話をしている人たちのところでしたが、お泊りに行く前はもう一度きちんと話をするようにしました!
⑦日中になるべく大泣きさせない

うちの長男にあった特徴ですが、お友達とテンションMAXで遊んだ時、お遊戯会などで緊張した時、昼間に大泣きした時などによく夜中目覚めてました。
楽しくあそんだり、緊張するのをコントロールすることはできませんが、大泣きに関してはちょっとした工夫で対処することができることもあったように思います。
⑧兄弟に説明しておく
我が家は2人兄弟で、夜驚症の長男の2個うえに娘がいます。
小さい時から娘には夜驚症のことをちゃんと説明していました!
おねえちゃんからすると夜中にすごくうるさくなって睡眠を邪魔されるし、おそらく弟の奇行がかなり怖いと思います。
きちんと説明しておくことでむしろ協力してくれるようになって、〇〇がまた起きちゃったよーと教えにきてくれたりしました!
危険がないようにしたら後は見守る
出来る限りの対策をしたらあとは危険がないように見守るしかないんだと思います。
動きが激しい時は見守りながら、角や危険なものからガードをしてあげる。
どんな声をかけても錯覚状態のときは届かないし、翌日何をいっても覚えてません。
なので危険なことにだけ注意したらもうあきらめて見守るしかないんだなと思ったら少し気持ちが楽になりました。
近所迷惑になるし、お願いしずかにしてよ~と思っていましたが、どうにかしようとすると親の声もうるさいという事にも途中で気付きました。
このままずっと夜驚症が続くのではという不安との付き合い方
3歳ころからはじまった長男の夜驚症。
通常は6歳くらいにはなくなるといわれていますが、うちは4年生(10歳)まで続きました・・・
はじめの頃、夜中に子供が暴れだす・泣き叫ぶ・何かにおびえるといった奇行が分からず、かかりつけの小児科の先生に相談したこともありました。
その時に先生からは「成長とともになくなるよ!危なくないように見ててあげれば大丈夫。」「絶対になくなるから」といってもらって少し安心したのを覚えています。
それでも成長しても泣き叫ぶ子供にこんなに長く夜驚症が続いて大丈夫かな、なにかおかしいのではないかと不安も続きます。
そうやって親もいろんな気持ちを抱えながら、「今日は起きなかった」「今日は夜中に泣き叫んだ」というのを日々繰り返しながら本当に徐々になくなってきました。
なかなか治ることがなく、不安に思うこともあると思いますが、この記事を飛んで「どこかに同じように苦労していたお母さんがいたんだな」ということが、不安の中の少し励みになっていただけたら嬉しいです^^
ちなみに、子供が成長した今となっては思いだして、子育て期にとことん向き合ってきたいい思い出になっています。